【維新の風】レノファ渡部博文の変わらない志「目指していたところは変えなくていい」
渡部博文「僕はナベさん(渡邉晋前監督)の目指していたところは変えなくていいと思っている。2年でJ1を目指すサッカーの魅力に惹かれて、その可能性を信じてやってきた。今まで結果に出ていなかったというだけで、どうここから結果に移せるか。なべさんの思い、作ってくれたベースを含めて僕らが進化させて行きたい」
レノファ山口は渡邉晋監督が退任し、残りリーズンをコーチだった名塚善寛新監督が率いることをリリースしました。
2年でJ1昇格という志を掲げるレノファが白羽の矢を立てた渡邉晋氏。11試合残して勝ち点32、降格ラインから勝ち点3差というのは今年の目標だった勝ち点60に遠く及ばない成績でありますが、若手を含めた戦術理解は進んでいるようにも見えただけに、ショッキングなニュースでした。
ベガルタ仙台時代の恩師の退任は経験豊富な渡部博文にも大きな衝撃ではあったようです。それでも前向きなマインドでここから戦っていく姿勢を語ってくれました。
渡部博文
・渡邉晋監督の退任
僕自身の感覚ですけど、本当に驚きました。長崎戦の負け方はあまりポジティブには捉えられなかったけど、残留というより1つでも上にという意識でいた。何故なんだろうとか、早いんじゃないかという考えはありました。
ナベさん(渡邉晋監督)とは少しだけ会話しましたけど、意思は固かった。相模原戦とかでも納得いく戦い方がでいていなかったので、落とし込めなかった部分が大きいのかなと。
・チーム内の動揺
動揺は誰もがあったと思います。僕が思ってるような意見はみんな持っていると思うし、感じたことは一緒だと思います。ただ、サッカー界はこういうこともある。いかに切り替えて前を向けるか。チームとしても整理して、自分でもそうですけど、どう切り替えて前向きに行けるか。一晩頭を巡らせた。
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