サッカーの羅針盤

【山雅探報】最下位転落。群馬戦の失点を招いた判断ミスの連鎖を問う。

松本山雅は残留争いのライバルであるザスパクサツ群馬に1−0で敗れました。これでザスパは降格圏から勝ち点差を4とする37に伸ばし、一方の松本山雅は勝ち点31のまま、北九州と得失点差の最下位に転落。残り6試合で非常に苦しい立場となっています。

試合スタッツ(スポナビ)

名波浩監督が「群馬を残留争いに巻き込むという意味では3ポイントがほしかったゲーム」と語った試合に敗れた松本山雅。試合をトータルすればパス成功率が80%に達し、チャンスやシュートの数も群馬を上回りましたが、どちらかと言えば前半のうちに大前元気のPKでリードした群馬にまんまと逃げ切られてしまった格好です。

もちろん、相手のアタッキングサードから崩しのクオリティが足りていれば、例えばジュビロ磐田のように先制されても同点、逆転の芽は出て来ます。しかし、松本山雅の現状を考えると前半の失点があまりにも痛いものでした。

名波監督コメント(松本山雅FC公式ページ)

【試合後コメント】名波 浩監督 第36節 群馬戦 ※無料配信

それでは失点のPKを招いた要因はどこにあったのでしょうか。前半31分の具体的な流れを検証しながら探り当てていきます。

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