サッカーの羅針盤

【代表通信】ベトナム戦のキーマン!田中碧が描く得点イメージ:幅を使って選手間を広げるのが大事

©️JFA

ベトナム戦に臨む日本代表ですが、欧州からチャーター機で直接ベトナムを目指していた11人が、給油のために立ち寄ったロシアで足止めとなり、予定より10時間も遅い合流になりました。

その中にはオーストラリア戦で守田英正や従来の主力である鎌田大地も含まれており、4ー3ー3か4ー2ー3ー1か注目される中盤の構成にも影響する可能性があります。

そうした状況もある中で、存在感あるプレーが期待される一人が、A代表のデビュー戦となったオーストラリア戦で先制ゴールを挙げるなど、勝利に大きく貢献した田中碧です。川崎フロンターレとは全く異なるドイツ(フォルトゥナ・デュッセルドルフ )の環境で、またひとまわり大きくなった感もある田中碧ですが、日本代表の危機的な状況を救い、カタールW杯に向けた定着につなげることができるのか。

田中碧

(デュッセルドルフ では)まあ素直にいてほしいところだったり、パス出してほしいところを指示と言ったらヘンですけど、理想通りになるかどうかは別の問題として、自分の中でこうした方がいいんじゃないかっていうのを伝えるというか。自分はボランチなので、チームがいい方向になるようにできればいいんじゃないかなというのを、自分の中で考えながらピッチの上で表現してる感じではありますね。

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