サッカーの羅針盤

【維新の風】磐田、京都のように。名塚善寛監督がレノファで追求する、勝てるチームの条件

レノファ山口は現在、勝ち点41の14位。クラブとしては残留確定にあと一歩と迫っていますが、渡邉晋前監督からチームを引き継いだ名塚善寛監督は”残留”という言葉をチームに向けて使うことなく、前向きに勝てるチームの構築を目指しています。

本気でJ1昇格を目指す来年の戦いに向けて、今シーズンの目標は勝ち点60でしたが、残り全て勝利しても53まで。若い選手が多く、成長過程にあるチームですが、昇格目前の磐田や京都と何が決定的に違うのか。基本スタイルではなく、勝てるチームに共通する要素について名塚監督に聞きました。

ーー名塚監督の現役時代を振り返ると、ベルマーレには中田英寿とか岩本輝とか、うるさそうな後輩選手ばっかりいる中で、どうまとめていたのかなと。また時代が変わって、良くも悪くも大人しい選手が増えたと思いますけど、当時のことを振り返りながら今の指導に生きていることは?

僕が現役の頃は自分勝手な奴らが周りにいっぱいいて、それをまとめるのにすごい苦労したなと言う印象があるんですけど、今考えるとそのぐらい我が強い選手というか、俺が俺がという選手がいないと、チームは成り立たないと思っています。

(残り 1899文字/全文: 2391文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ