サッカーの羅針盤

【大放談SP】”オマーン現地組”元川悦子&飯尾篤史と語る日本代表とJリーグ(その6)4ー3ー3の中にある違い

飯尾

システムが無意味とは全然思わないけど、バランスというのはあると思います。もちろん4ー3ー3だって、守田英正と田中碧と遠藤航で組む4ー3ー3と、旗手怜央と鎌田大地と遠藤航で組む4ー3ー3では全然違ってくるわけで。

河治

そうですね。

飯尾

そうは言っても4ー2ー3ー1とはスタートの立ち位置とか守備のはめ方も違うのは間違いない。ペップが言うようにただの数字の羅列とは思わないけれども、数字の羅列ぐらいに、ピッチの中で起きている状況や相手の立ち位置で変わっていくのは当然だから。

河治

そうですね。

飯尾

例えばサウジアラビア戦で、いわゆる4ー2ー3ー1でスタートしているけど、サウジアラビアも4ー2ー3ー1だったから、それをはめようとした時に、鎌田と柴崎がボランチを捕まえに行って、遠藤航がトップ下を捕まえようとしてたんですよね。

河治

はい。

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