サッカーの羅針盤

【維新の風】レノファの”ワンクラブマン”になれるか。キャプテン池上丈二の思い

今シーズンのJ2も残り2節。レノファ山口はまだ残留が確定していない状況ですが、前向きに勝ち点を積み上げて、来シーズンへの前向きなフィニッシュが求められています。

次は昇格の可能性を残しているヴァンフォーレ甲府とのホームゲーム。現在の実力を確認するには格好の相手ですが、かなりの難敵でもあるだけに、厳しい戦いになることは間違い無いでしょう。

注目されるのはキャプテンの池上丈二。「本当に人前で話すこと、僕自身しゃべるのは全然得意じゃない。だけど僕自身の成長にもつながっている」と落ち着いた表情で語ります。

大卒で加入してから5年目を迎える27歳は加入当初、自分がいかに試合に出て活躍するかに精一杯だったのが、やはりキャプテンを任されて3年目、今はチームがどう良くなるか、そのために何ができるかを考えられるようになってきたと言います。

「周りの選手がやりやすいようなプレーを要求している。いろんな選手と喋って、相手の選手がどうやりたいか」と語る池上丈二に現在の課題意識とレノファでキャリアを続けることへの思いを聞きました。

池上丈二

(残り 1979文字/全文: 2438文字)

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