【天皇杯ファイナル】浦和レッズが優勝&アジアへ:槙野(全公開)、江坂、関根、酒井、西川コメント
天皇杯の決勝は接戦の末、浦和レッズが大分トリニータを2−1で破り悲願の優勝&ACLの出場権を獲得しました。試合後の選手たちのコメントをまとめてお届けします。
槙野智章「ゴールは日頃から自分がやってきた最後のご褒美」
契約満了って言われた時から、やらなきゃいけないことをしっかり整理して取り組んだ。雰囲気作ったり、守備固めから、点を取りに行くためにポジションを変えた。何をやっていたかというと、毎日の練習を100%で、雰囲気作りだす。
正直、契約満了を伝えられてから3週間ぐらい全然整理がつかなくて、本当にほぼ毎日泣いてました。だけど泣いてても仕方ないし、物事を1日1日大事に、シーズも終盤に差し掛かって天皇杯もあったので、僕がふさぎ込んでしまうとチームに悪い影響が出る。
だからチームメートに見せないように。これまでの10年間と変わりがないようにボールを蹴ってる姿を見えたかった。ゴールは日頃から自分がやってきた最後のご褒美だと思う。
練習が終わった後のシュート練習とか、ゴールを取りたいということをひたすらやってきた成果が出たと思う。来年35で違うチームに行くが、最後の最後まで泥臭く、どのチーム、どのカテゴリーに行っても泥臭い姿をファンサポに見せることが僕の使命です。ピッチで走り回れる姿を来季も見せられればいい。
浦和での時間が限られてはいましたし、このチームに残さなければいけない宿題を達成でした。レッズにやってきた初年度にゴールでACL。退団する最後の大会で、置き土産としてゴール。そしてタイトル、いいストーリーができたと思う。
残さなければいけないものはタイトル含めてアジアの切符です。契約満了と言われた時から、リーグでACLが難しくなった時、天皇杯のタイトルを最大目標にしていた。準決の宇賀神のゴールがあって、日頃から努力する姿を見ていたので、努力は報われるなと。(決勝は)心のどこかで俺が持っていく、残り10 分を”槙野劇場”にしたいなと。有言実行を含め満足です。
若い選手で経験のない選手はたくさんいますけど、ベテラン、中堅で僕らの空気を伝えてくれる選手はたくさんいる。3ヵ年計画の集大成として率先してくれる選手たちが。
練習終わって居残りは柴戸も一緒にやってた仲間なので。彼の癖とか、シュートが入らないと思って、ちゃんとポジション取っていた。彼のシュート能力、ボールが浮いてるの見て枠に飛ばないだろうなと。相手のDFよりポジション取りの意識があったと思う。
ゴール裏は今日もすばらしい雰囲気で、僕のゴールというより、サポーターも思いが乗り移ったといっても過言ではない。今後もレッズの5番・槙野を忘れてほしくなくて、ゴール裏に走りました。
江坂任「浦和はタイトルを獲らないといけないクラブ」
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