サッカーの羅針盤

【サックスブルーの歓喜】松本昌也、キャリアを左右するシーズンへ

昨シーズンのジュビロ磐田のJ1昇格を支えた一人である松本昌也ですが、元々は2011年のU−17W杯で南野拓実や植田直通、室屋成と言った現在のA代表の選手たちとともに戦った選手であり、U−22代表に選ばれたこともあるエリートです。

しかし、大分でデビューシーズンにJ2降格を経験、さらにJ3に降格する屈辱的な経験を経て、2017シーズンから磐田でプレーしています。そのジュビロ でもようやくレギュラーに定着した2019年にJ2降格を味わうといった流れで、元々の期待から考えれば流連とも言えるキャリアの中で、再びJ1に戻ってきました。

カテゴリーが上がることで当然ライバルも増えて、伊藤彰監督のもと3ー4ー2ー1がそのまま採用されれば、左ウイングバックで高野遼、さらに左右サイドをこなす鈴木雄斗や小川大貴、3バック左と兼任で袴田裕太郎もライバルになえりえます。逆に松本昌也もインサイドを本職としていたことがあり、伊藤彰監督のもとで新たな起用法が見出されても生かしくありません。

26歳になって迎えるシーズンで「ここから上に行くか、落ちて行くか」と語る松本昌也が、どのようなパフォーマンスを見せてジュビロ を勝利に導くでしょうか。

ーー新たな気持ちで、またライバルになりそうな選手たちもいる中で、どう言う風にJ1の舞台でやっていきたいですか?

もちろん今年は去年以上に厳しい戦いがあると思いますけど、自分の持ち味だったりを前面に出していきながら、試合に出て、チームとしても目の前の試合に勝って行って、積み上げて行くことによって上が見えてくるんじゃないかと思うので。まずはしっかりアピールしたいと思います。

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