サッカーの羅針盤

【サックスブルーの歓喜】伊藤彰サッカーで広がる松本昌也の攻撃イメージ:杉本健勇を生かすクロスは得点のポイント

2011年のUー17W杯では南野拓実、中島翔哉、室屋成などとベスト8に進出するなど、将来を期待されていた松本昌也。JFAアカデミーから鳴り物入りで加入した大分ではルーキーイヤーから出場機会を得たもののJ2、J3と連続の降格を経験してしまいました。

2017年からジュビロ磐田に加入しましたが、ようやくポジションを掴んだ2019年にJ2降格。屈辱的な経験を乗り越えて昨年は鈴木政一監督のもと、左サイドから攻守に躍動して昇格を支え、3年ぶりのJ1を新監督のもとで戦います。

合宿中に27歳の誕生日を迎えた松本昌也はルーキーの藤原健介と古川陽介を道連れに、仲間から手荒い祝福を浴びましたが、節目の年として勝負をかけるシーズン。どう言ったプレーを見せてくれるでしょうか。

27歳になって、J1の舞台で今年戦える。新たな気持ちで挑めるかなと思います。チームとしても個人としても、J1で自分たちが持ってるものを表現できるか。その自信もありますし、個人としても飛躍の1年で実力を発揮できるように証明したいと思います。

監督も代わって、チームとして継続していく部分と、また新たに攻守において取り組んでいる部分があるので、それを早く覚えること。それで表現することが大事だと思います。

数字はあまり決めてないんですけど、去年が4ゴール7アシストだったので、それをJ1の舞台でそれを上回る結果を出したいと思います。

(残り 1044文字/全文: 1635文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ