【ジュビ論】伊藤彰監督にズバリ聞く！ここからの選手起用プラン

伊藤彰監督が１年目、しかもＪ１復帰１シーズン目のジュビロ磐田は発展途上のチームです。しかしながら、昨年からも指摘されていた通り平均年齢の高さという問題を抱えており、それがトータルの走行距離などにも出てしまっているのは確かでしょう。

その一方で、伊藤彰監督が鹿児島合宿からベテラン、若手をあまり分け隔てなく競争させて来た結果、経験のある選手が昨シーズン同様にスタメンに並ぶ結果に。それ自体は良いのですが、例えば横浜F・マリノスのように適度なターンオーバーも無く、ルヴァン杯が若手にとっての公式戦という流れできています。

しかしながら、１つ言えることはトレーニングにおいて伊藤彰監督も渋谷コーチをはじめとしたスタッフも、リーグ戦に絡めていない選手も含めてしっまりチェックしているということです。

セレッソ大阪戦では小川大貴が酷いタックルを受けて負傷退場を強いられましたが、代わりに投入された吉長真優が攻撃的なポジションながら、ファビアン・ゴンザレスのゴールにつながる好プレーを見せるなど、十分にリーグ戦に絡んでいけるところを見せています。

そうしたポテンシャルは鹿沼直生や清田奈央弥と言った選手たちにもあるはず。そして柏レイソルやコンサドーレ札幌にも見られるように、藤原健介や古川陽介のような生きのいい若手というのは多少粗削りでも、その良さを信頼して起用していくことも大事だと考えます。

そう言った視点で、GWの過密日程が終わり、シーズンの３分の１を消化したタイミングで、伊藤彰監督にここまでの流れを踏まえて、今後の起用プランをズバリ聞きました。

（残り 711文字／全文: 1377文字）

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

会員の方は、ログインしてください。