サッカーの羅針盤

【ジュビ論】IMDの効果ズバリ!伊藤彰監督の言葉を読み解く(前編)

ジュビロ磐田はIMD明けとなるサガン鳥栖とのホームゲームで3−1と勝利しました。その結果もさることながら、中断期間に指揮官がブラッシュアップを図ってきたところが見える試合でもあり、後半戦に向けてポジティブに捉えられます。

伊藤彰監督の会見コメントから意図を読み解きます。

 

前半の入りからしっかりと前からアグレッシブに行くということ。前への意識を強く持ちましょうというところから、前半すごくいい入りをしてくれたと思います。

1点目とか相手にとってみたら色々と不運だったのかもしれないですけど、そこをしっかり狙っていた、ラッソが最後まで詰められたことは素晴らしかった。その後の右サイドからのクロスで、崩しながら得点できたことは我々が作ってきたことが、今回フォーカスしたポイントで点が取れたので。それは選手がすごくプランを遂行してくれた中で、前半3−0というゲームをしてくれたことは素晴らしかった。

ただ、やはり後半に1点取られましたが、途中で受け入れてしまったこと。それは今後につながる課題になってくると思います。本当に前半3−0というスコアだからこそ、もっと気を引き締めて失点しないで、我々がもう1点取りに行く姿勢を後半15分で見せないといけない。

これは選手たちもすごく分かっていると思います。そこは次のゲームに向けて、気を引きしめてやっていかないといけないと思います。リーグでは連勝というところは足りないので、次のゲームは王者の川崎ですが、ホームでいいゲームをしましたし、アウェーで一泡吹かせる。それぐらいのチャレンジをして、いいものにできる状況を作っていきたいと思います。

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