サッカーの羅針盤

【鹿島戦記】和泉竜司がレネ監督に信頼される理由:コミュニケーションを取って同じ絵を描けるように

©️KASHIMA Antlers

 

前半戦を終えて10勝3分4敗の2位に付けている鹿島アントラーズ。新体制としては上場の結果ですが、勝負という基準での課題はまだまだ多く見られるのも事実です。

そうした中で、レネ・ヴァイラー監督の合流当初から信頼を掴んでいる一人が和泉竜司。高い攻撃センスを持ちながら、常に周りのバランスやプレーの効果を考えて、ある種の”バイプレーヤー”として個性的なキャラクターの多い鹿島を攻守に支えています。

4ー4ー2がベースのチームにあって、ボランチ、サイドハーフ、時には2トップの一角に配置されますが、いかにチームのプラスになる働きができるかというビジョンに変わりはありません。和泉はレネ監督の重用される理由を聞かれると「どうなんでしょうね(笑)」と首を捻ってから、ゆっくり答えました。

「運動量が多く、いろんなところに顔を出して。そういうプレーとかも評価してもらえていると思うんですけど、監督は人間力とかも見ているので。常に全力でやれるとか、人のせいにしないとか。そういう部分も、人としても評価してもらえているのかな」

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