「川崎フットボールアディクト」

「トータル的に見て欲しい。ボランチもやってたので、ボールをある程度持てる」(角田)+橋本・武岡・松井・大島・新井[練習コメント]-3,519文字-(2015/1/24)

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【麻生レポート 選手コメント】
▼「バナナを被るとか、そういうのは表向きやって来なかったので、みんなの見る目が変わりそうで怖いです(笑)」(橋本晃司)
――風間さんの練習はどうですか?
「反復練習がすごく多いなと感じました。でもそれは重要なことで、繰り返しやることの大事さは、ここ何年かやらせてもらって自分自身、感じることだったので、それを練習でやってもらうのは凄くありがたいです。ああいうパス練習とか基本的な練習は地味ではありますが、ぼくは好きなので、そういうのも楽しく。ぼくは個人的には楽しくやってます」

――ステップアップなのかなと思いますが。
「まだまだ上に行きたいと思っていますし、水戸に居た時にJ1に戻りたいと強い気持ちを持っていて、大宮に行けて、またフロンターレという強いチームにこれたのは素晴らしいことです。次はしっかりレギュラーを取って、フロンターレでしっかり結果を残してより自分を高めたいなという、そういうモチベーションはあります。そういう気持ちがあるうちは成長できるかなと思って楽しくやってます。楽しみです」

――ビデオを見てると、左右同じくらいで蹴れてますよね。
「あまり左が不得意というわけではないですね。右の方が全然いいですが左でも違和感なく蹴れます」

――すでにバナナはかぶりましたか?
「かなりかぶりましたね。そういうのは表向き、やるタイプとして来てないので、これでなんかね。今までのイメージとは変わってみんなの見る目が変わるのが凄く怖いです(笑)。『あいつああいうのやるんだ』となるのかなと思うと(笑)。いいことかもしれませんが、水戸でも大宮でもやったことないですし、どちらかというとムードメーカー的な明るい感じでは通ってないので。ここでこういう事をやったらあいつそうなんだ、ってのがちょっとどう出るかはわからないですけどね。今まではそういうのをやったことがなかったので」

――明るい感じではなかったんですか?
「みんなとは普通ですが、ファンとかはあまり喋ったりもしないし、割りと静かな人間と思われてます」

――サッカー自体は合うのでは?
「すごく楽しみです。そこに関してはすごく」


▼「レナトのお陰で1対1が強くなりました」(武岡優斗)
「去年一年で何が伸びたかというと、守備です。レナトとの1対1の賜物です。1対1の守備はマジで強くなりました。それは憲剛さんにも言われました」

――今季の目標は? 去年よりも出場試合数を増やすということですかね?
「リーグ戦終盤の3試合と、あとは大宮での途中交代ですかね。あの3試合と、ACLが3くらいだったので」

――腐らず練習してたよね。
「それは全然大丈夫です」

▼「サッカーがおもしろいです。みんな上手いし、今までにない緊張感と楽しさと、ミックスされた感じです」(松井謙弥)
――川崎での練習はどんな感じですか?
「足元を重視するので、その部分もやらないといけないですね。もう30だし試合に出られるように。プロですし、いろいろ国際大会とか行かせてもらってたので、その部分でやっぱり外国人の選手たちと対戦した時に、昔の感覚とかは少し役立ったりしていると思います」

――気がついたことは?
「サッカーがおもしろいです。みんな上手いし、今までにない緊張感と楽しさと、ミックスされた感じです」

――今までの移籍との違いは?
「移籍することに関してはどこに行っても最初はパワー使いますし、馴染むまでに少し、去年居る選手とかよりは最初はあるだろうけど、いろんな選手とやれるし、移籍に関してはなんていうんですかね、マイナスのイメージはないです。いろんな選手とやってみたいです」

――風間さんのサッカーの具体的なおもしろさは。
「繋ぐところですかね。それはGKにも求められるし、その中で動きであったりパスの質だったりは今まではそんなには求めらなかったので。だから意識はグッと変わりました」

▼「トータル的に見て欲しい。ボランチもやってたので、ボールをある程度持てる」(角田誠)
――今の足の状況は?
「12月の10日に足首を手術したんですが、それでちょっと腫れてるんで。やりたいんですけど、まだです。手術は左足に内視鏡を入れて、切って、ネズミがいるみたいでそれを今回は取りました。ネズミは問題ないが、手術の後の晴れが残っている感じです。リハビリセンターで結構やってて、今はランニングも普通にやれる。行けそうな気もするんですが、これで焦ってやってまた1週間とか離脱するのは嫌なので、ちょっと我慢ですね。やりたいんですが、我慢です」

――最終ラインで期待されていると思いますが、特徴は?
「一言で、…、言えないんですよ。トータル的に見て欲しい。ボランチもやってたので、ボールをある程度持てるし、仙台がどうしても守備的なチームなので、チーム全体で守ろうという意識が非常に高かったので、そういうコミュニケーションの取り方はわかってました。もちろん最終的に個人で守らなあかん、というところもあります」

――話は変わりますが、最近ハマっているものは?
「マンガが好きで、ジャンプのトリコが好きで、その続きがめちゃくちゃ気になります。次の週のやつも読みたいし、結末も早く読みたい」

――ドハマりしてると。
「けっこういろんなマンガを見てて、特にトリコの続きが気になります。昔から結構好きでいろんなものを読んでました。ワンピースはあまり気にならないです(笑)。トリコが
今気になるのがそういうことですね」

▼「(ミドルシュートの)スイッチをいつ入れるのか。去年は逆転されてからが多かった」(大島僚太)
――新シーズンを迎えるにあたり、心境は?
「まだ湧いてこないです。でもやっぱ、かと言って途切れた感じもしない。去年からは。だから去年は色々と課題が出た状態で終わった分、オフの時も色々と考えたりしますし、そういう意味では色々と考えながら取り組みたいと思います」

――代表で休みが短くなったということは?
「10日くらいなので、そんなには。変わらないと思います」

――今季の目標は?
「チーム始動日に社長も監督もタイトルということは言ってたので、そういうところはみんな意識してましたし、自分としてもやっぱタイトルという、ずっとチームとして取れてない分、みんなが言ってる中で自分も言ってきて、その中で取れてないので、今年は取りたいですね」

――守られた相手に対してWSW戦みたいなミドルは有効だと思います。
「Jのチームはそういうところしっかりしててちゃんとプレッシャーはあるのかなと思います。でもJリーグの時は心がけなさすぎたところはありました。なんとなく崩したいという感じだったので」

――清水戦で一本惜しいの打ちましたね。
「打ちましたね。あの時はスタッフとかにもあそこでスイッチが入るんだよね、という事を言われました。それまではのほほんとサッカーしてるのに、自分のミスもあって、取り返さなければというのがあって、スイッチが余計にはいったところはありました。そのスイッチをいつ入れるのか。去年はやられて、逆転されてからだったということが多かったと思います」

――今年は貪欲にゴールを狙う意識を付けるという感じなの?
「そうですね。そこは意識したいなと」

――去年の終盤に居残りで、カゲレンしてましたよね?
「あれはなんとなく練習量的に落ち着いてきてたし、自分としてもあまり思うように行かないというところがあって、続けていこうかなというのがあってやってました」

▼「オレは行きますよ、今年は。行きます」(新井章太)
――杉山くんが抜けて、第2GKの座を三人で争う形になりそうですが?
「オレは行きますよ、今年は。行きます」

――去年もそこそこチャンスをもらってたように思います。
「去年のパフォーマンスを続けて、最初からやって、それで上積みしていかないと。一番手でなければ出られない」

――そんな中、足技の練習が多いことについては?
「かなり大事です。足腰の練習なので。GKだけではその運動しかないから。ムリが効かなくなる。足にボールがつかないし、あれをやらないと。そういうのは今日の練習をしておかないとダメだと思います」

――フロンターレで1年やって、どんなシーズンでしたか?
「シュートに関しては、毎日嘉人さんのを受けてたら、慣れる。嘉人さんとかのシュートを受けてたら自信が相当つきますからね。GKとしても」

――結構すごいシュートなんだ。
「相当すごいですよ」

――練習で普通に見てるから感覚が麻痺してるけど、恵まれているわけですね。
「そう思います。この攻撃陣でやってたらGKは恵まれてますよ。どこよりもいいシュート練習になると思います」

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