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【インタビュー】WSW・田中裕介「高卒ルーキーの気持ちで、ガツガツと」後編

1月13日にハワイでの自主トレから帰国した田中裕介は、その翌日の14日に成田空港から新天地へと旅だった。契約を満了したフロンターレから新たに選んだ移籍先は、オーストラリアのウエスタンシドニーワンダラーズである。

今回は出国前の田中裕介と、その代理人である大野祐介氏のお二人に、この移籍に関する質問に答えてもらった。
取材日 1月14日 成田空港にて

田中裕介選手
大野祐介代理人

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■2012年の良さをもう一度出したい
――英語はどうなんですか?
田中裕介
英語はそういうこともあろうかと、半年前から英会話スクールには行ってました。もともとマリノスの時に2〜3年やっていて、フロンターレに来て一時的にやめてしまい、4年間丸々やってませんでした。それで、夏のタイミングで大野さんとシーズン終わったらもしかしたら動くこともあるという話をしていたので、そのタイミングで自分でも準備をしなければならないと思い、体のことも改めてケアを始めて、プライベートのところでは語学に取り組んだつもりです。

――どれくらい喋れるの?
田中裕介
まあ、日常会話程度は。生活には困らない程度です。

大野氏
日常会話はできますと、僕もWSWに伝えてます。

田中裕介
あとは、ミーティングとかでいかに速く言われて理解できるかですね。

大野氏
オーストラリアのアクセントって結構独特ですからね。僕もたまに聞き取りにくいことがあります。

――抱負は?
田中裕介
ゼロからのスタートになりますね。Jリーグではタイトルは取れなかったですが、出場試合数も増えましたし、ある程度はやった感はあります。今回は、新しいチャレンジという気持ちで海外に行く。まずは本当に新人の気持ちで、高卒ルーキーじゃないですが、ここのところちょっとハングリー的なところがどうしても欠けてたかもしれないですし…。そういうモチベーションが無かったわけじゃないんですが、どうしてもやはり環境的に恵まれていたし、色々と…。でも今回みたいに知らないところに行って、自分のプレーを知らない人たちに認めてもらうために、自分をアピールしないといけない。そういう事をしたいと思った時に、大野さんがそういうチャンスをくれたので、そこにはトライしたいですね。

――闘争本能に火がつく感じなんですか?
田中裕介
そうですね。前にも話したかと思いますが、実は2014年のキャンプの時、体が正直かなりやばかった。あまり外には言わなかったですが、現在はそれがほぼ完治しているので、そういった意味では前向きになってます。少し前まで体の問題があって、どうかなというのはありましたが、今回はそれがない分、いいスタートが切れるんじゃないか、と思ってます。

――2012年が凄くいいシーズンで、あそこに近づけそうな手応えは?
田中裕介
ありますね。オーストラリアは今夏なので、暑い方がおれは体も動くし、どうしてもいつも3月というのは体のケアで苦しんでたので、どちらかというと暑い方がいいです。それで最初からしっかりやれればと思います。

大野氏
2012年の良さを、もう一度出したいですね。

田中裕介
ガツガツね。

――あの時(2012年)代表に入るものだと思ってました。
大野氏
東アジアで代表入りもあるかなというのもありましたからね。

――そしたら最初の最初でケガしちゃってね、2013年シーズンは。
田中裕介
あれは、ひきずりましたね。

大野氏
でも12年のプレーを評価したからフロンターレは契約を延長しました。年数を増やしたんです。

――13年、14年の2年契約だったんですよね。
大野氏
元々の契約は11、12の2年。それに1年追加のオプションだったんです。

――それで14年をプラスしたわけですか?
大野氏
そうですね。12年の後に、13年のオプションをクラブが行使し、さらに14年を足したんです。でも、去年の評価は低かったです。13年シーズン後もあまり評価が高かったとは言えないです。

――Aリーグへの移籍についてどんな意味がありますかね?
大野氏
Aリーグは毎年成長しているリーグです。選手の総年俸はサラリーキャップというものがあり、年俸に使える予算の上限が決まっているのですが、その上限が毎年少しずつ増えている。その中で田中選手の様な、28歳の日本人選手という、バリバリの選手が行く時代になった。小野伸二が行ったのは、30を超えてからですからね(32歳時)。だから彼(田中裕介)と高萩選手みたいな脂の乗った、Jリーグででも普通にやれている選手が行くという時代になったといのうは、リーグが伸びている証拠でもあるのではないでしょうか。ACLでも優勝しましたし。

――今日飛んで、どんなスケジュールになるんですか?
大野氏
行ってすぐに乗り継いでキャンプ地に国内線で移動して、1日半。既に始まっているチームのキャンプの最後に1泊2日で参加します。その後シドニーに戻って通常の練習をして、そこから2月1日のリーグ再開を迎えます。

――今は中断期間中ですか。
大野氏
そうですね。

田中裕介
立て直しの期間です。勝ってないので。

――現地では”Tanakaは力になるのか?”というような記事が出てて期待されてるみたいだけどね。
田中裕介
やっぱり伸二さんがいましたからね。

大野氏
そういう意味では日本人のイメージはいいです。

田中裕介
あれだけレジェンド扱いされてますからね。

――まあでもケガさえなければ普通にやれると思ってるので。
大野氏
外国人はいきなり削ってくるから気をつけて(笑)。

田中裕介
そこだけは気をつけてます(笑)。最大限の集中で。でも、向こうはバリバリにシーズン中ですからね。マジ、本当に速く合流して追いつきたいですね。

――ハワイでは上げてきたんですか?
田中裕介
ハワイではそうですね。温かいところでやりたかったので、どちらにせよ。だから行けたのは良かったですね。

――ちなみにフロンターレでの思い出に残る試合は?
田中裕介
やっぱりマリノス戦で2点取ったのは忘れないですね。

――ポイントポイントで思い出に残るゴールを取るよね。
田中裕介
忘れたころに、取るんですよね。

――震災の再開試合の仙台戦とか。
田中裕介
そうですね。フロンターレでの初ゴールですね。9点も取ったかなというくらいですね。

――あとは等々力でのラストゲームもあったですね。
田中裕介
最後の鳥栖戦ですね。あれも良かったですね。

――本当にポイントポイントで取ってるという気がしてます。
田中裕介
あれがコンスタントに出せれば(笑)。

大野氏
攻撃面をもう少し磨きたいですね。去年、一昨年とあまり攻撃の良さを出せなかったから。今回の移籍にあたって2012から14までの映像をまとめたんですが、良かった時はクロスでのアシストが結構ある。田中選手のクロスに小林悠選手が合わせて結構決めてたりとか。あとは一回中に入れて戻ってきたのをまた上げてゴールになる、という形。あれはフロンターレのいい形だった。

田中裕介
レナトが開花してどうしてもチームとして左にボールが行き始めて、自分の中ではあまり上がらなくていいんじゃないか、という事を考え始めて。それがあった。

――そういうチームの組み合わせもはある程度しかたない。
田中裕介
でも、自分次第なんですけどね。どうしても、こう構えてしまったというか。

――これで心置きなく海外で連戦して、気持ちが落ち着けば結婚まで行けるんじゃない?(笑)
田中裕介
まあ、そういういい出会いがあれば。日本でこれだけはなかったから。

大野氏
オーストラリア人はどう?(笑)。ニコールキッドマンみたいな女性がいるかも。

田中裕介
いいですね、英語も覚えるし(笑)。

――おれはセルヒオ・ラモスっぽいと思っていて、そういう系の顔してると思うけど。
田中裕介
最近、ネイマールを凄く言われます。ネイマールっぽいと。

大野氏
ぜひ最初の自己紹介で、かましてください(笑)

――いずれにせよ、まずは向こうで契約延長を勝ち取ることを当面の目標に頑張ってください。
田中裕介
そうですね。自分で見に行かなければ、日本の情報はあまり入ってこないし、まずは集中してやります。がんばります!

 

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