「川崎フットボールアディクト」

【キャンプレポート】綾町3日目・午後練習 「疲れも徐々に来る頃だと思いますが、その疲れた中でしっかりとやれるように。ここからコンディションも上がってくるので、もっと良いプレーも出来ると思います」(杉本健勇)

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■8+1対4

ストレッチから入った午後練習は、青、赤、黄に色分けされた4人のグループを2組ずつ作る。つまり青(4人)、赤(4人)、黄(4人)のグループを2つ作り、ここにフリーマンを1人ずつ入れ、8+1対4のボール回しから始まった。

つまりボールを保持する側が9人になり、守備側が4人しかいない攻撃側優位のボール回しの練習である。ボールを持つ側が数的に優位ではあるが、10m四方ほどの狭いグリッドの中でのボール回しであり、技術的には高い水準のものが要求される。まさに練習という練習である。

■シュート練習
シュート練習は、ボランチからトップに楔を入れ、リターンをミドルで狙うというもの。またサイドに開き、中央にラストパスを入れてゴールを狙った。ゴール前にはDF役の選手が1枚入り、クロスをカットしようとする。クロスはグラウンダーばかりだった。

■紅白戦
練習の最後は紅白戦である。
午前と同様に、組み合わせやフォーメーションを試しつつのものとなった。

 

■締めの挨拶

全体練習終了後に、円陣の中で誰かが一言述べて締めの手拍子を行うということがフロンターレでは行われているが、この日の午後練習の締めの言葉を述べたのがこの日が18歳の誕生日の板倉滉だった。去年も綾町での合宿には参加していたが、1年経って念願のプロとしてこの場に戻ってきた板倉は、色々なスピードが足りていないという事を実感しているとのことで「緊張感を持ちながらやっています」と述べていた。

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■コメント
▼登里享平
――唯一嘉人にツッコミを入れられる選手として今日は大活躍だったですね。
「深呼吸が大事なので。背中が縮まるじゃないですか。でもそこで回復が大事なので、フィジカル中は。これから(大久保嘉人には)そういうところを経験していってほしいなと思います(笑)。はい。ぼくも色々と経験しているので、教えていけたらなと思います(笑)。よりいいプレー、3年連続得点王になれるように、自分もアドバイスできればと思います。この経験を伝えたいです(念のため、ノボリの冗談です)」

――ツィッターをはじめたんですね。
「年末くらいから。始めようかなと思ってたんですが、きっかけがなくて。でも彰悟とかもやってたので、やろうと。賢太郎くんとかに教えてもらいました」

――アカウントは持ってなかったんだ。
「前に変な名前でやってたんですよ、ゲームしたいから。今、やってるゲームがあるんですが、それで連動したらアイテムを貰えるので、それをやってたのでやってたんですが、今は本物になって、そのゲームでアイテムを貰おうとしたら、自分の名前が出てしまうので、アイテムを貰えなくてそれが今の一番の悩みです(笑)。本名で初めてはみたもののゲームに響いています(笑)。前はウエダなんとかでやってました。ウエダという名前に意味は無いです(笑)。適当です(笑)」

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▼杉本健勇

――体の仕上がり具合はどうですか?
「疲れも徐々に来る頃だと思いますが、その疲れた中でしっかりとやれるように。ここからコンディションも上がってくるので、もっと良いプレーも出来ると思います」

――午前中にフィジカルトレーニングをやった後だったので、今日は特に大変だったのかなと思いましたが。
「そうですね。今の時期はそういうトレーニングがシーズン始まる前で大事だと思うので、しっかり乗り切りたいと思います」

 

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▼板倉滉

――誕生日だったよね?

「誕生日です。18歳です」

――若いね(笑)。どんな誕生日だった?

「なんかくれるんですかね。おめでとうとは言ってくれました」

――全体練習の締めの言葉は?

「あれ、ぼくです」

――小麦粉掛けられるよりはマシだね。

「そうですけど、そういうのも嫌いじゃないです(笑)」

 

■小林悠、チームに合流

なお、この日の夜便で小林悠が宮崎空港入りした。明日からの合流が見込まれる。

オーストラリアからの帰国便の都合や、移動の時間帯の影響もあり、体はあまり動かせていないというが、チームの管理下に入ること自体で、選手たちに好影響を与えてくれるはずだ。明日からの練習がどう変わっていくのか、注目してみようと思う。

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