「川崎フットボールアディクト」

【キャンプレポート】沖縄5日目・練習試合名古屋戦、後編。「もうちょと冷静に押し込めればよかったんですが」と反省する試合後の杉本健勇。試合は3−2で勝利

kenyu

名古屋との練習試合は前半を1−1 で終え、後半を迎えた。後半に入ると、風間監督が意図してきたフロンターレの攻撃が形になりはじめる。
■「パッと後ろを見たら紳太郎が後ろから入ってきた」(レナト)
試合展開が変わった後半のこと。一つは、森谷賢太郎に代えて井川祐輔を投入。角田誠をボランチに上げて憲剛と組ませたということ。これにより、両サイドバックが上がり、2バックになった最終ラインに角田がポジションを下げ3バックのような形になって後ろのリスク管理をより強化できたということ。この結果、前への意識は前半に比べるとさらに強化されたように見えた。

また大久保がボランチのポジションまで落ちてボールを引き出し、試合の組み立てに参加したことで攻撃に重厚さが加わったという側面もある。後半18分の逆転ゴールが車屋紳太郎によるものだったという事実は、これら後半からの変化の中で説明が付くもの。この車屋のゴールについてレナトに聞くと、改めて驚きの表情を浮かべながら「自分も一つの驚きで、あのパスは自分かなと思ったんですが、パッと後ろを見たら紳太郎が後ろから入ってきてて、すごく素晴らしいプレーだったと思います。憲剛のパスも素晴らしいと思います」と手放しで褒めていた。

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