「川崎フットボールアディクト」

【キャンプレポート】【二次合宿総括】第2回(全4回)レナトを組み込んだ攻撃は、守備陣との連携で作られる

renato

 

沖縄合宿についての総括原稿、続いては攻守について。

アタッカーを4枚並べた攻撃陣とそれを支える守備との連携について書いた。

 

 

チームの攻撃性については、非常にまとまりよく作れているように思う。一次合宿の総括原稿に、こんな事を書いた。

【キャンプレポート】【一次合宿総括】第1回(全8回)「ここにいる選手は技術だけでなく、速さや強さも当然高いレベルの選手たちで、このあと十分にレギュラー争いに挑めるメンバーじゃないかと思っています」(庄子春男GM)
https://www3.targma.jp/kawasaki/2015/02/03/post434/

庄子GMも「だいぶ層が厚くなってきたというか、厚くできそうだなという感じですね」と口にし、その実例として宮崎産業経営大学戦で結果を出した大久保嘉人、小林悠、杉本健勇の3トップを評価。その上で、別メニュー調整のレナトが復帰してきたら「誰を外すのか、頭が痛い」と嬉しい悲鳴を上げていた

頭の痛い問題をどう解決するのかに注目していたが、風間監督はまずやってみよう、とばかりにレナトを組み込んだ形を試してきた。たとえば沖縄合宿前の麻生での練習時にはすでにレナトを組み込んだ4枚の攻撃陣の共存の模索を始めており、2月4日の麻生での午前練習時には、3−4−3の左WBとしてレナトを起用している。

ただし誰もが想像できるように、レナトがどれだけ守備面で貢献できるのかは非常に難しい問題で、その背後に入ることになる車屋紳太郎の負担は大きくならざるを得なくその意味でもリスクはあった。

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