「川崎フットボールアディクト」

【#オフログ】日本代表のウズベキスタン戦の岡崎慎司の優しいけど怖いプレーについて、岡崎慎司自身がブログに

先日、岡崎慎司の代表でのウズベキスタン戦での判断について原稿を書きました。

 

【#オフログ】岡崎慎司の優しさの怖さ
https://www3.targma.jp/kawasaki/2015/04/01/post1543/
サッカーの試合は何があるかわからない。力量の劣る必死な相手は、必死だからこそ怖い。悪意がある相手はもっと怖い。だからこそ、ああいう場面では、ゴールを奪うという意味でも、身を守るという意味でもセーフティファーストという判断を徹底させてほしいと、そんな事を考えたワンプレーだった。

 

サッカーはセーフティファーストという考えを念頭に置いてプレーするべきで、ゴールを奪えない可能性を考えても、ケガをしてしまう可能性を考えても、危ないプレーをするべきではないという論旨で書いたものです。

少なくとも、育成年代ではそう教えるべきだと思って書いたものでした。

その後、4月2日付けで岡崎慎司本人がブログにて次のようなエントリーを書いていました。

代表戦を終えて
http://ameblo.jp/okazaki-shinji/entry-12009329874.html
ギリギリのプレーで判断しづらかったので後悔はしてないけど、
今サッカーしている子供達にはあの場面で迷わず
ガムシャラにボールをゴールへ押し込んで欲しいなって思います!

 

まずはガムシャラにサッカーする事がみんなには大事だと思うから!!

 

自分の所為(せい)でみんなに迷って欲しくなかったので、
ブログに載せました。

 

ぼくは、あのプレーをした岡崎選手の判断は尊重したいと思いますし、プロサッカー選手が同じようなプレーをした場合にもそれは尊重したいと思います。ただ、子どもたちがあの判断をまねるようなことは、セーフティファーストという観点から、してほしくないなと思い原稿を書きました。
そういう意味で、この岡崎選手のブログは言いたいことが書かれてあって、ホッとした次第です。

全国で子どもたちを教える指導者のみなさんは、ぜひあの岡崎選手のウズベキスタン戦での判断を反面教師にしてもらい、ゴールを奪うために最良の方法を選ぶよう指導してもらいたいと思います。誰かのためとかじゃなく、まずはチームのために確実にゴールするという事。そして自分のためにケガをしないということ。そういう価値基準を教えてほしいと思います。それを教えた上で子どもたちがどうプレーするのかは個人の自由だと思っています。

何にせよ、プレーした岡崎選手自らが、あのプレーについてこうして書いてくれていて、本当に良かったと思っています。

なお、上記「岡崎慎司の優しさの怖さ」については、J論にも同じものが無料公開されていますので、川崎フットボールアディクトに読者登録されていない方はそちらで読んでみてください。

「日本代表対ウズベキスタン戦で見せた岡崎慎司の優しさの怖さ」(J論)
http://j-ron.jp/n/20150401_tt.php

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