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【ナビスコ杯 GL 第4節 神戸vs川崎 速報レポート】交代采配もあり、後半に盛り返すが勝ち点3を奪うまでには至らず

18歳と27日で公式戦初先発の三好康児は、検証できていないがおそらくクラブ史上最年少記録。2トップの船山貴之、杉本健勇との連携も小気味良く、立ち上がりから15分ほどは神戸を押し込む。ただ、決定機を作るまでには至らず。

徐々にミスが目立ちはじめ、全体を押し上げられなくなることでペースを失う。一つには、高橋峻希のケアに回った車屋紳太郎が自陣に引く時間帯が増えたということ。また、自在にポジションを代えるフェフージンの動きに引きずられ、マイボール時にサポートの人數が足りなくなったという側面もありそう。

自陣でのパスミスが増えることでショートカウンターを受け続け、西部洋平に3点ほど救ってもらったという前半。立ち上がりが良かっただけに、失速したのが残念だが、まだ試合は0−0。後半の巻き返しに期待したい。

後半の頭から三好康児に代えてエウシーニョを投入。森谷賢太郎をトップ下に置くことで中盤の構成力の回復を図る。
この交代采配などもあって前半の劣勢からは挽回するが、決定機自体は作りきれず。また後半に入っても神戸に決定的な形を何度か作られており、そういう意味で0−0で勝ち点1を手にできた事を良としなければならない内容だった。

最後まで、神戸が敷いていた想像以上に固い守備ブロックを最後まで崩せなかったのが残念。

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