「川崎フットボールアディクト」

【J1 1st. 第11節 名古屋vs川崎 速報レポート】大久保嘉人の先制点を守り、フロンターレが1-0で勝利

ボールは握れるが、決めきれない。さらに言うと、決めさせないという固い展開で若干膠着気味。

ボランチの大島僚太、森谷賢太郎が思い切ったポジションブレイクをできず、中盤からFWにボールを繋ぐ役割の選手が居ないということで、難しい試合になる。

フロンターレが崩せない以上に、名古屋もフロンターレを攻略できず。
30分過ぎ頃から完全に膠着したような展開に。

そんな中、前半終了間際の45分。名古屋の縦パスを谷口彰悟がカットして、ターンオーバー。このボールを森谷がエウシーニョにつなぎ、最後はエリア内に走りこんだ大久保嘉人押し込んでフロンターレが先制点を手にする。

1-0で終えた前半のバランスは悪くなかったこともあり、後半もメンバー編成に大きな変化はなく進むものと思われる。

後半に入ると、森谷と大島の位置関係を整理して、どちらかが前に行く機会が増える。
攻撃面でのテコ入れになるが、結果的にゴールは生まれず。
その大島が途中交代してペースを失う。
試合終盤は1点を狙う名古屋が前に出てくる難しい試合展開になるが、最後まで集中を切らすこと無く逃げ切り。
難しい試合を1-0でものにする。

笛とともに新井が喜ぶ姿が、苦しさと喜びを雄弁に伝えていた。

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