【ナビスコ杯 GL 第5節 川崎vs山形 速報レポート】後半に先制を許すが、交代采配もあってすぐに同点に。試合はそのまま1-1で決着
メンバーの入れ替わりもあり、少々試合を組み立てることに苦しんだ前半という印象。
事前に選手たちが話していたように、相手の前戦からのプレッシャーをかいくぐるべく、無理に繋がず、時にはシンプルにロングボールを蹴って一気に最前線の選手に当てるという戦いも織り込む。
ただ、これにより攻撃から繊細さが失われたという側面は否定できなさそう。
思うように攻撃を作ることができず、シュートにまで行く場面をうまく作れなかった。
タテにボールを運んだ場面ではチャンスになっており、あの攻撃のリズムをもう少し長く続けたい。
前半は0-0で終わるが、やればできていた、という意味で後半の巻き返しに期待したい。
ハーフタイムに裏のスペースを意識するよう、指示を受けて後半に入る。
ただ、54分にカウンターから手痛い失点を喫して窮地に。
ここから中村憲剛、大久保嘉人と矢継ぎ早に行われた交代采配で持ち直すと、64分にエウシーニョが同点ゴールを決めるが、逆転ゴールを奪うまでには至らず。
印象としては、少しばかりまとまりの無い試合となり、1-1で決着した。