「川崎フットボールアディクト」

【J1 1st. 第13節 川崎vs鳥栖 レポート】自作自演の谷口彰悟を、2ゴールの杉本健勇が救う。改善の余地のある試合内容ながら、勝てたのは大きい(2394文字)

J1 1st. 第13節 川崎vs鳥栖
5月23日(土)(19:04KICKOFF/等々力/14,881人)
川崎 3-2 鳥栖

■ロングボールばかりになった前半
随分思い切ったなぁと、考えながら見ていた前半だった。

確かにロングボールを使うことも選択肢に入れるということを選手たちは話していたが、ここまで蹴るものかなと、思ってしまった。今までは「パスを繋ぐこと」に縛られ高い位置でボールを失い、危険な状況を招くこともあった。だからこそ、セーフティに試合を進める方法としてロングボールを蹴ることを悪いとは思っていなかった。方法論を与えられれば使いたくなる。鳥栖のプレスの強さもあって、長いパスが連続した前半だった。

この試合2ゴールの杉本健勇は、そんな試合を振り返り「勝ちましたが、内容を見れば満足できないというか、いい内容ではなかったですし、自分たちのサッカーを出来なかった」と述べて反省。勝って兜の緒を締めた形だが、それは風間八宏監督も同じだった。

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