【インタビュー】田中裕介(2/4)「未知なる外国人枠とサラリーキャップを含めた戦い」(2830文字)
田中裕介インタビュー全4回の第2回目は、Aリーグの契約制度についての話とともに、ウエスタンシドニーワンダラーズの一員としての戦いの日々について聞いた。
■移籍制度について
――移籍について教えてください。当初、クリアになると言われていた外国人枠で苦労してましたね。
「そうですね。移籍する予定のナイジェリア人選手の次のチームがなかなか決まらなくて。練習にも参加していなかったんですが、籍は残ってた。どうなるのかなという状況でした。最後ギリギリで決まったんですが、ヒヤヒヤしましたし、もうAリーグ出られないのかなと覚悟しました。ACLだけかと思いました(笑)」
――そういう綱渡りの経験は、日本ではなかなか無いでしょうね。
「まあ、そうですね。Jの中で、日本人だったので外国人枠というのを経験したことがなかった。でも、この時に外国人なんだというのは感じました」
――Aリーグの外国人枠は5人?
「そうですね。ACLは4人でした。チームに外国人は5人居たので、ACLではまあまあ出ていた選手が一人外れることになりました」
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