【J1 2nd. 第9節 川崎vs鹿島 レポート】首位鹿島に大量3失点。攻撃を組み立てきれず、3連敗を喫する
■良さを出せず
「ここ最近と同じような感じかなと思います」と試合を振り返る谷口彰悟の言葉を受け、次のような質問をした。「良いサッカーをするけれど、決めきれず」という内容を指すのかと。すると、しばし悩んだ谷口は「良いサッカーをしていたのかもわからないですが」と口にした。勝てていないとしても、内容ではいいところがあったと思うことで敗戦を受け止めている部分があるため、この谷口の答えには少々うろたえた。
8月は4戦未勝利で1分け後に3連敗。そんな現状を選手はかなり深刻に受け止めているようだ。たとえば大久保嘉人。彼がフロンターレに移籍してきて、すべての試合を取材したわけではないが、少なくとも試合会場で取材した試合後は、どんな内容だとしてもミックスゾーンでは足を止めて丁寧に取材対応してきた選手だ。その大久保が、鹿島戦後の対応を拒否した。過去になかったことなだけに、少しばかり驚かされた。
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