「川崎フットボールアディクト」

【天皇杯2回戦 川崎vs松江 プレビュー】基本に立ち返り「敵を見て、動いて逆を取る」(大島僚太)試合運びを期待

oshima

■外す動き
天皇杯2回戦に臨むフロンターレは、現在リーグ戦3連敗中と結果を出せていない。点が取れていないことがその直接の原因になるが、この部分については風間監督が「点を取らないと。それが一番だよね。シュートもそうだし、今だとチャンスは思うようには全然できてない。面白くはない」と率直な感想を口にしていた。その上で、「うちらしい面白いリズムのサッカーをちゃんとしたい」と述べている。

そうした試合運びを実現するために、今週は改めて相手を外す動きの練習に時間が割かれていた。ディフェンス役の選手を一人置き、パスを出す側と受ける側とのタイミングを合わせたシュート練習が行われており、改めてゴール前の感覚を磨いているように見えた。この練習については大島僚太が「パターンになってきている、というところで、もう一度敵を見て、動いて逆を取るというところの確認です」と解説。風間監督が就任した当初よく見られたこの、相手を外す練習によって期待されるのは、コンパクトに守る相手守備陣を攻略する攻撃だ。

フロンターレが天皇杯2回戦で対戦するのは、1回戦で鹿児島ユナイテッドを1-0で下した松江シティ。JFL所属の鹿児島に対し、フロンターレにも在籍経験のある谷尾昂也(マル)が決勝点を決めて勝利し、フロンターレとの2回戦に臨んでいる。

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