「川崎フットボールアディクト」

【J1 2nd. 第10節 甲府vs川崎 速報レポート】厳しい試合展開の中、田坂祐介、杉本健勇の追加点が決まり3−1で勝利

■小林悠、田坂祐介の特徴が出る前半は、先制しながらもPKを決められ1−1で後半へ
先発した小林悠、田坂祐介が活躍。

田坂が中盤でボールを引き出してキープ。ゲームの組み立てに絡む一方、小林が裏を狙い続けることで甲府最終ラインを押し下げる。

前線にボールを受けられる選手が増えたことで、パスが前方に入る試合展開となった。

12分の先制点は、小林の技術が生きた場面。

良い展開からのゴールだったこともあり、そのまま押し切ることを期待したが、甲府も抵抗。

その後、苦しめられることになる縦に早い攻撃により、18分にPKを与え、これを決められた。

攻撃自体は悪くないが、バレーをターゲットとしたカウンターは脅威。早いうちに2点目、3点目を決めたい試合展開だ。

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前半途中からシステムを4バックに変更していたフロンターレは、後半の立ち上がりから引き続き4バックを採用。前半とは違い、エウシーニョを一列下げた形で臨む。

インターバルを置いた甲府に対し攻め合う展開となる中、苦しみながらも65分に頭脳的なセットプレーから田坂が追加点を奪い、2−1に。

甲府の激しい反撃をしのぎつつ、途中交代出場の杉本健勇をターゲットとした攻撃で、チャンスを作ると、試合終了間際の90分に、ラインの裏に飛び出した小林からのパスを受けた杉本がミドルシュートを決めて3−1として試合を決めた。

連敗に苦しんでいたフロンターレが、5試合ぶりの勝利を手にした。

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