【J1 2nd. 第13節 川崎vsG大阪 プレビュー】上位チームとの直接対決で勝ち点差を縮めたい。
■年間順位3位を目指して
前節、鬼門敵地新潟で逆転勝利。勝てなかった8月がウソのような攻勢で、フロンターレは9月のリーグ戦を3連勝で終えた。この好調の要因は3試合で11ゴールを奪った攻撃陣で、その原動力が田坂祐介と小林悠なのは間違いない。
それはたとえば中村憲剛の「やっぱり悠とタサが戻ってきたのは大きいですね」との言葉で明らか。田坂、小林の良さとして「あのクオリティを攻守で連続性を持ってできるというのはなかなかできない。連続性だと思います、彼らのいいところは」と述べている。もちろん「健勇、マイア、船山も悪くない」と憲剛は話すが、それにしても田坂、小林の存在が今のフロンターレの好調さを支えている。
フロンターレが今季の目標としている年間王者を狙うためには、チャンピオンシップへの出場権を手にしなければならない。そのためにはファーストステージかセカンドステージで優勝するか、年間順位で3位以内に入る必要がある。セカンドステージ12節終了時点で2ndステージ首位の広島とは勝ち点で8差が開いており、ファーストステージに引き続きステージ優勝はかなり難しい状態だ。となると、年間勝ち点で3位以内を狙うのが現実的。現在のフロンターレの年間順位は5位で、今節対戦のG大阪は年間順位が4位。勝ち点でも4差と接近している。そういう意味で、このG大阪戦の意味は大きい。
そんなG大阪戦に向け、田坂、小林の二人が、それぞれ足に懸念を抱えているのが気になるところ。
(残り 2136文字/全文: 2756文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ