「川崎フットボールアディクト」

【天皇杯3回戦 川崎vs京都 プレビュー】ドリブラーを抱える京都に油断は禁物。しっかり勝ち上がりたい

yoshito

■コンディションは十分
代表Aマッチの日程が挟まったため、変則日程で天皇杯三回戦は行われる。変則日程が故に中2日でアウェイの広島に移動してセカンドステージ第14節が行われる。J2の京都と対戦する天皇杯はもちろん負けられないが、それと同時にリーグ戦の広島戦も負けられない。

負けられない広島戦を中2日で迎えるのだから京都戦は主力を温存するべきではないか、との議論はもちろんある。ただ、変則日程が故に、4日に行われたG大阪戦からこの京都戦までは中9日の期間があったのも事実。またその間に連休を含めて3日間のオフがあり、そういう意味でもチームはリフレッシュされた状態にある。

これは過去に中村憲剛から聞いたことだが、連戦になればなったで、意外とリズムが取れることもあるという。京都戦で快勝することが前提になるが、気分よく90分を戦うことができれば、良い流れで広島戦に向かうことができる。

もちろんノックアウト方式の天皇杯を勝ち上がるというタスクが最上位に来るが、良い状態でリーグの広島戦を迎えるためにも、この京都戦の意味が大きくなってきたのは間違いない。

という訳で、9月の反撃を演出した小林悠、田坂祐介の両選手のコンディションを考慮したうえで、この京都戦では彼らを起用することが濃厚だ。

また選手たちはスカウティングビデオや、彼らが独自にチェックした京都の試合を通して、ドリブルの多いチームだという印象を持ったようだ。たとえば新井章太は「京都は駒井(善成)とか、あとは左利きの伊藤(優汰)。たまに試合とか見ますが、彼らがドリブルしてくる」と話しつつ、「まあでもうちの3バックだったら大丈夫じゃないですかね」と信頼感を覗かせる。

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