「川崎フットボールアディクト」

【J1 2nd. 第15節 川崎vs横浜FM 速報レポート】1点のビハインドを返せず。また大久保嘉人が退場し、後味の悪い試合となった

■警戒していたFKから失点。0−1で後半へ
フロンターレをリスペクトしたのか、横浜FMはワントップの伊藤翔が自陣のセンターサークルよりも手前に位置するような深いラインを採用。中央を締めてボールを外に展開させ、サイドからのクロスを弾き返す、という守備を見せた。

この横浜FMの守備に対しフロンターレはサイドにボールを展開させられ、シンプルにクロスを入れざるを得ない立ち上がりとなる。

またクロスの精度が低くGKに直接キャッチされる場面も目立ち、攻撃の構築に苦しむ展開となった。

横浜FMはロングボールで陣地を挽回し、起点を作るというシンプルな戦い。その中で39分にFKからファビオに頭で押し込まれ失点。やられた気はしないが、結果的に0−1で前半を折り返すこととなった。

悪くはないが、必ずしも攻撃を作れているわけでもない、という展開なだけに後半がどうなるのか。見守りたいところだ。

■後半
1点のリードを背景にした横浜FMは後半もペースを変えず守備的に戦う。その堅い守りにフロンターレは苦労するが、それでも穴は出来ておりエリア内までボールを持ち込む場面が散見された。

ただ、ゴールを奪うまでには至らず。

試合終了間際には大久保嘉人がこの日2枚目のイエローカードで退場となり、1点のビハインドのまま試合終了。後味の悪い試合となってしまった。

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