【レポート】ナビスコ杯 GL 第2節 川崎vs福岡 福岡のゲームプランを崩せず、0−1で今季初黒星
■ペースを掴めなかった前半
ボールは持てるのだが、その保持が攻撃につながらなかった。意図のあるボール回しができないまま決定的な崩しはほとんど作れず、観客は寒さに震えながら退屈な時間を過ごした。
そうなってしまった理由の一つとして、ボールを前に運ぶタイミングが少しずつ遅れてしまっていたということがあったように思う。
前半立ち上がりから森本貴幸は、福岡の最終ラインに対し裏を狙う動きを繰り返した。ボール保持者の姿が見えたからこその駆け引きだったとは思うが、その森本にパスが入る場面は少なかった。森本の動きに連動した三好康児や森谷賢太郎、田坂祐介も相手最終ラインを攻略しようと張り付くが、そこに狙い通りの縦パスは出てこなかった。
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