「川崎フットボールアディクト」

【コメント】4月14日に発生した熊本地震に関して、谷口彰悟と車屋紳太郎のコメント

4月14日に最大震度7を観測した地震が熊本県で発生しました。
この、震度7を記録した益城町に隣接する地区に実家がある谷口彰悟と車屋紳太郎の二人に、今回の地震について聞きました。

→4月16日深夜の群発地震前のコメントです。


▼谷口彰悟
--試合が続く中では熊本にも帰られないですね。
「家族のLINEがあるので、そこで情報を共有してます」

--家の被害は?
「どこか崩れたということはないです。家の中がめちゃくちゃになったくらいで」

--まさに益城町に隣接する地区ですよね。
「そうですね。そうとうビビってると思います。夜中までニュース見てましたが、見ながら寝ちゃいました。まあでも外で過ごしてたみたいです」

--倒壊したら危ないからね。
「そうですね。それで車の中で寝てたみたいです。なので、精神的な部分でも心配ですね」

--電話は?
「電話はずっとつながらなくて。とりあえずLINEで」

--ネットでも募金とかが始まってますが、そうした支援などは考えてはいないんですか?
「ノボリさんともちょっと話して、選手会として、陸前高田の活動をしてますし、地震が起きたばかりで、被害的にはそんなに大きくはさそうなので。でも今までやってきたことをこっちでも、という話はしてます。いい形で何かしら手伝えればいいかなと思ってます」

--選手会として動く可能性はあるんですね。
「そういう話はちらっと話してました。具体的な話ではないですが」

--谷口くんから相談した形なの?
「ノボリさんが心配してくれて。それで選手会とスタッフと話して、募金活動を定期的にやってるので、そこのタイミングで呼びかけられないかという話はしていました。どういう形になるのかはわかりませんが、何かしらやれたら、という話はありました」

--津波がないだけで、被害の規模も違うしそれは不幸中の幸いだったと思って。
「あそこらへんで津波があると、熊本の方は湾のところに入ってこられたら危ないのかなと思ってたので、津波の影響はないという話で、その部分についてはホッとしました」


▼車屋紳太郎
--ご家族とはすぐに連絡は取れたんですか?
「はい。すぐに電話で確認取れました」

--速報が入ってすぐくらいですか?
「そうですね」

--ご実家はどうだったんですか?
「ものとかは落ちてきたみたいですが、別にそんなにひどくはなかったみたいです。でも避難はしてたみたいです。今日は家に帰ってきたみたいですが。テレビを見てたら同じ地区からも亡くなられた方が出たみたいで、それは心配でした。でも家族は無事でした。高校の時の友達も大丈夫だったそうです」

--地震に対する復興支援のようなことは考えていますか?
「そういう話はあるようなので、その動きに合わせて動きたいと思います。被害の状況もわからないですし、まずは明日の試合が終わってから細かいことは考えたいと思ってます」

(取材・構成・写真/江藤高志)

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