【レポート】J1 1st. 第8節 川崎vs浦和 精度を高められず、浦和に力負け。0−1で今季初黒星を喫し、首位の座を明け渡す
■作れない前半
強い相手だとは思っていたが、負けることはないと信じていた。ただ、負けるとすればこのような展開になるだろうとも思っていた。2013年10月に行われたナビスコ杯準決勝第2戦のような、相手の圧力に気圧され、ボールを前に運べない展開だ。ACLのオーストラリア遠征直後の浦和は、ガス欠になることを覚悟の上で、前半立ち上がりから前に出てきた。そんな捨て身とも言える圧力を、フロンターレは跳ね返せなかった。
ザックリとこの試合を戦術的に振り返ると、フロンターレの4バックに対し、浦和の3トップが圧力をかける。浦和的には1枚足りておらず、フロンターレとすればGKのチョン・ソンリョンを加えた5枚で回せれば相手3枚のプレスは剥がせない守備ではない。ただし、ここから先にボールを進めようとした時に局面が難しくなる。
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