「川崎フットボールアディクト」

【速報レポート】J1 1st. 第9節 G大阪vs川崎 後半守勢に回るが1-0で逃げ切る

■違いを出せるトップ下の働きで、1点をリード
立ち上がりに気になったのが、足を滑らせる選手の多さと、パスがズレてしまう傾向が見て取れたところ。足元にボールが付かないこともあり、15分過ぎぐらいまでは思うような形を作れなかった。
ただ、1トップの大久保嘉人、トップ下の中村憲剛の縦方向の動きなどがこなれてくると、徐々に攻めの形を作れるようになる。

22分の小林悠の飛び出しとあわやPKかという形を皮切りに攻撃が回り始めると。31分に小林からのクロスを大久保が体で合わせて先制点。そのまま1-0で前半を終えている。

憲剛とは対照的に、G大阪のトップ下に入った遠藤保仁は完全に消えており、それが試合内容につながっているように思える。

なお、パトリックと交錯し、頭を蹴られた形のチョン・ソンリョンが試合中に倒れこみそのまま新井章太と交代。状態が気になるところだ。

■苦しみながらも勝利を手にする
後半から4-4-2に変更したG大阪に対して、守勢に。何度かいいコンビネーションで局面を打開する場面も見られたが、攻撃の意識を強く持ったG大阪に対し重心の低い戦いを続けてしまった。

有効な打開策を見いだせないまま、ズルズルとリズムを失い繰り返しCKを与えたが、集中した守備で跳ね返し続けた。苦しい45分となるが、最後まで失点を許すことなく試合を終えた。

苦手のアウェイのG大阪を突破し、連敗を阻止。苦しみながら勝ち点3を手にした。

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