「川崎フットボールアディクト」

【速報レポート】J1 1st. 第13節 新潟vs川崎 危ない場面をしのぎつつ、0-0の引き分けで決着

■お互いに決定機を作りながらも0-0で後半へ
立ち上がりは小林悠が見せる。7分にポストを直撃するシュートを放つ攻撃をはじめとして、新潟の最終ラインの裏を狙い続けた。17分には左右のサイドから崩し、最後は小林がエリア内でシュートするが、DFにブロックされて決めきれず。悪くはないが、決められない展開となった。

守備面では、10分に与えたCKの場面で舞行龍ジェームズに頭で合わせられるが、チョン・ソンリョンが体を張って止めるファインセーブを見せる。このプレーを筆頭に主にセットプレーでピンチを招くが、これらをしのぎ無失点で前半を終えている。

■最後まで新潟ゴールを破れず
新潟はゴール固めることでフロンターレの中央からの攻撃を封じ、サイドにボールを押し出させるような試合運びを見せる。その結果、サイドでは作れるのだがクロス対応で締められてシュートにまで行けない、という展開が続いた。

また前半に何度か見せていた最終ラインの裏を狙う動きが見られなくなり、攻撃で形を作れなくなる。新潟は山崎亮平のカウンターが鋭く、ある程度の人数をゴール前に割かざるを得ないという事情があったのかもしれない。

後半、新潟が何度か決定的なチャンスを作るが、ソンリョンのファインセーブでこれをしのぐ。結果的に0-0のスコアレスドローで試合は終わっている。

(取材・文・写真/江藤高志)

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