【麻生レポート】パススピードを上げてゴール前へ迫る
週末のナビスコ杯が休みだということと3連休が与えられたということで、サテライトが行われた月曜日を除くと今週の練習は3日(金)と4日(土)のみ。
取材した4日の練習では、縦に早くボールを運ぶという部分が意識されていた。
ウォーミングアップから鳥かごを消化して行われたパス練習は5人一組が作られ、かなりパススピードを上げてボールを前に運ぶ練習が繰り返された。この練習で縦方向のスピードを意識したあと、続いて4人一組でのシュート練習が行われた。中央と左右のサイドを崩す練習で、ここ最近の試合の課題を意識したものと思われる。
直近のフロンターレは、ボールはキープできるが、ボール支配率ほどには攻撃をシュートで終わらせられていないという傾向が出ており、その改善を期待したいところ。練習はミニゲームで締められた。
なお、選手たちは等々力競技場で行われる「6/4 後援会サンクスデー『サイン&握手会』」のため居残り練習を行わず。また、練習後のファン対応も行われなかった。
治療中の奈良竜樹は「経過がよければ来週の水曜日に取り外し式のギブスになるかもしれません」と話しつつ「サポーターのみなさんからいい言葉をもらってきます」と笑顔で等々力に向かっている。
(取材・文・写真/江藤高志)
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