「川崎フットボールアディクト」

【速報レポート】J1 1st. 第17節 川崎vs大宮 後半も追加点を決め2−0で勝利。ファーストステージは2位で決着

■大塚翔平の移籍後のリーグ戦初ゴールで先制し、1−0で後半へ
ラインを高く維持し、全体をコンパクトにしてパスワークを分断しようとする大宮に対し、その意図を無効化させるかのようにパスを繋ぐフロンターレの攻撃は、いつもと変わらず流麗だった。

左のウィングとして先発した中村憲剛が時間の経過とともにポジションを自由に変え、それによって攻撃に流動性をもたらした。

22分の先制点はパスミスをカットした憲剛から大塚翔平に出たラストパスを落ち着いて決めたもの。大塚にとっては、移籍後のリーグ戦初ゴールで、J1でのゴールでは、G大阪時代の2011年以来の2点目となった。

試合内容で大宮を圧倒してはいるが、時折受けるカウンターが怖いということもあり、早い時間に追加点が望まれる後半となる。

■後半にも追加点を決め、2−0で勝利
後半に入っても、ペースは変わらず。ボールを握り続けるフロンターレに対し、堅守からの速攻を狙う大宮という展開。56分に憲剛が決めたチームの2点は、勝ち点3をたぐり寄せる大きな追加点となる。

2点目を手にした後も、ペースを変えること無く攻撃的な姿勢で試合を進め、大宮にほとんど仕事をさせることがなかった。

試合はそのまま2−0で終了。勝ち点3を手にした。

なお、ファーストステージの優勝を争っていた鹿島が福岡に2−0で勝利した結果、ファーストステージは2位で決着した。

セカンドステージの優勝と、年間勝ち点1位。そして年間王者を目指し切り替えたい。

来週には仙台戦でセカンドステージが開幕する。

(取材・文/江藤高志)

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ