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【速報レポート】J1 2nd. 第1節 仙台vs川崎 三好康児のリーグ戦初ゴールが決まり、3−0で勝利

■幸先良く2得点で、後半へ
散水はもちろん、試合前の降雨もあり、主導権自体は握れる序盤だった。ただ、足元でのボールコントロールに重さが感じられる立ち上がりで、無得点のままズルズル行くと厳しくなりそうだと感じていた。
だからこそ、17分に大塚翔平が決めた2試合連続の先制点と、それに続く21分の小林悠の追加点は大きかった。

仙台は2点を追いかける必要もあるのか、35分ごろからペースを奪い返す。ピッチを広く使い、ダイナミックな展開を見せる。一人ひとりの距離が遠くなったフロンターレは、持ち前のパスワークを見せきれず。

後半、改めてペースを掴み直して欲しいところだ。

■結果を出した後半
後半から大塚に代えて武岡優斗を投入。中村憲剛と大久保嘉人を近い位置でプレーさせることで局面の打開を図りつつ、守備の安定も狙った交代采配だった。
ただし、ペースを奪い返すところまでは行かず、苦しい試合展開が続く。
すっきりしない試合内容にはなったが、試合終了間際の87分に途中交代出場の三好康児がリーグ戦初ゴールを決めて仙台を突き放す。
守っては、粘り強い守備で無失点で切り抜け、3−0の完封勝利を手にすることとなった。

(取材・文/江藤高志)

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