「川崎フットボールアディクト」

【速報レポート】J1 2nd. 第4節 磐田vs川崎 先制されるが、小林悠の同点ゴールで1-1決着

■磐田の強気の守備を崩せず、0-0で後半へ
コンパクトな陣形を維持しつつ、長短のパスを使い分ける磐田の戦術に苦しめられた前半だった。パスワークを駆使しようにも、20mほどのエリアで密集陣形を作る磐田に対し、効果的な縦パスを入れられず。また強気に高いラインを維持する磐田守備陣を前にオフサイドを繰り返した。

中盤のボール保持力を高め、一度食いつかせて縦に運びたいところ。後半の試合運びに期待したいと思う。

■同点には追いつくが

後半のフロンターレは、2列目から飛び出して裏を取る、という動きを実行し、実際に裏を取ることに成功し始める。前線の選手の動き方を整理した結果だと思われるが、可能性を感じさせる立ち上がりだった。

そんな立ち上がりの53分にジェイに先制点を奪われ苦しい形勢に。

ただ、それでもフロンターレは愚直に裏取りを続けることで磐田ゴールに迫った。

同点ゴールは最終ラインの裏に抜けだした小林悠が64分に決めたもの。ここから白熱の展開となり、81分には大久保嘉人が小林からのクロスをゴール前で合わせる場面も。
ただしあと1点が決まらず、1-1でのドロー決着となった。
(取材・文・写真/江藤高志)

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