「川崎フットボールアディクト」

【プレビュー】J1 2nd. 第11節 川崎vs福岡 立ち上がりに気をつけ、焦れずに戦いたい

■年間首位と最下位
気が付くと、今季のリーグ戦は残すところ7試合。34試合のリーグ戦のうち、27試合を消化してきた事になる。シーズンの終盤に差し掛かっているにも関わらず、思いの外終盤戦の感覚がなく驚いている。

それは今季のリーグタイトルがチャンピオンシップで決するからで、年間勝ち点が即リーグタイトルにつながらないという事情があるから。ただ、年間勝ち点首位でシーズンを終えることができればチャンピオンシップの決勝にはシードされて進出することになり、チャンピオンシップを良い条件で戦うことができる。だからこそ、年間勝ち点首位で終わる意味はある。

ただ、それにしてもあまり切迫した感覚が無いのは、少なくとも年間勝ち点3位以内に入ればチャンピオンシップには進出することができるからだろう。ここまで27試合を終えてフロンターレが獲得した勝ち点は60に上る。4位の広島に逆転されなければチャンピオンシップは確定するが、広島との勝ち点差は14もある。残り7試合で14というのはかなり有利な数字で、つまりフロンターレが5連敗、広島が5連勝でようやく逆転できるという勝ち点差なのだ。その反対に、フロンターレの2連勝、広島の2連敗(1敗で条件を満たします。お詫びして訂正します)でチャンピオンシップ進出が決定する。フロンターレはかなり有利な立場にある。

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