「川崎フットボールアディクト」

【プレビュー】天皇杯3回戦 川崎vs千葉 先発が予想される小宮山尊信、奈良竜樹の復帰戦を勝利で飾りたい

■09年以来の対戦
等々力で千葉と対戦するのは、2009年のリーグ戦以来のこと。降格の縁に立たされていた千葉のゴール裏には「一部死守」の横断幕が掲げられ、選手たちを鼓舞していた。

その千葉戦は、レナチーニョのハットトリックにより3-2でフロンターレが勝利。敗れた千葉はJ2への降格が決まり、それ以来J1に戻ることができていない。当時の悔しさをバネに頑張れる選手がいると厄介だなと思ったが、大多数の選手はチームを離れており、当時のメンバーで唯一残っているのがGKの岡本昌弘となる。

メンバーの入れ替えがあるのはフロンターレも同じで、今でもプレーするのは当時のベンチ入り18選手中、井川祐輔、中村憲剛、田坂祐介、登里享平の4選手に過ぎない。流れる時間と入れ替わる選手たちのことを思いつつ、変わりなくそこに存在し続けるチームとともに歴史が刻まれていく。

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