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【速報レポート】J1 2nd. 第13節 川崎vs横浜FM 終盤に2点差を追いつかれるも、小林悠の決勝弾で勝利

■狩野健太のリーグ戦での移籍後初ゴールが決まり1−0で後半へ
試合をどう進めようか見定めていたのか、立ち上がりの横浜FMは様子を見ながらの試合展開に思えた。そして、その時間帯をフロンターレが上手く使う。

前半15分。右に流れた小林悠からのクロスをエリア内に入り込んだ狩野健太が頭で決めた。

幸先の良い展開にも思えたが、4−1−4−1でスタートした横浜FMが4−4−2にシステムを変更し、中盤を締めることでフロンターレは前にボールを運べなくなる。

そんな中、見ごたえがあったのが三好康児と中町公祐のマッチアップ。三好の厳しいチャレンジに激昂した中町に対し、臆すること無く仕掛け続ける三好のいい意味でのふてぶてしさを楽しませてもらった。

試合は前半途中から少々中だるみした印象がある。1点はリードしているが、後半に向けて引き締めなおしてほしいところだ。

■試合終了間際に勝ち越し
疲れる試合だった。

いわゆる自作自演というか、なんというか。

新井章太の治療もあり、アクシデント的に加算された9分のアディショナルタイムがスパイスになったが、それにしても無失点での勝利目前に喫した2失点はいただけない。

ただ、その後きっちり勝ち越して、ドタバタ劇に自ら決着を付けたのは良かった。

移籍後初ゴール、復帰戦、200試合出場に初出場と盛りだくさんの要素を勝利で飾れており、結果オーライの試合ではあった。

(取材・文/江藤高志)

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