【プレビュー】チャンピオンシップ準決勝 川崎vs鹿島 技術水準は高い。あとは己を信じ、プレーするのみ
■セカンドステージの苦戦を踏まえ
10月29日に行われたセカンドステージ第16節の鹿島戦は、本当に厳しい戦いだった。内容的には完全に負け試合で、それを粘り強い守備とワンチャンスをモノにする決定力で勝利にした一戦だった。
あの試合のフロンターレは当初、布陣として3バックを採用していた。相手のプレスを外し、両サイドの攻防で勝ちさえすれば、車屋紳太郎、エウシーニョの両WBが攻め上がり、鹿島を圧迫し続けることができるはずだった。ところが試合は鹿島の一方的なペースになってしまう。鹿島の2トップの前線からの激しいプレスに苦しめられ、全体の重心が後ろにかかってしまう。さらにサイドの選手のケアがうまく行かず、両WBが自陣に貼り付けられ、5バックの形となって鹿島の攻撃を引き込んでしまった。
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