「川崎フットボールアディクト」

【速報レポート】天皇杯準決勝 大宮vs川崎 谷口彰悟の決勝点で勝利。鹿島が待つ元日の決勝戦へ

■ともに決定機を作りつつ、0−0で後半へ
FC東京戦に引き続き、ファーストプレーでゴール前までボールを運び、大久保嘉人がシュート。手応えを感じさせる立ち上がりを見せるが、このプレー以降は拮抗した試合展開に。

フロンターレがチャンスを作る一方で、大宮は両サイドを突破して決定機を演出。その結果、サイドをケアする意味合いもあるのか、20分ごろには最終ラインは4バックとなった。

お互いにミスはあるが、ともに決定機を作り出しており、気の抜けない内容の試合となっている。

■粘り強く戦う
後半に入りペースは大宮に。後半開始早々の50分に、泉澤のポスト直撃弾の跳ね返りを、ムルジャがゴール至近から外す決定機を皮切りにペースを握っていた。

苦戦したフロンターレだが、相手のミスにも救われつつ無失点で試合を進めた。

決勝点は85分のCKから。エドゥアルドの競ったこぼれ球を、谷口彰悟が体を投げ出してゴール。見たことのないようなかっこいいガッツポーズがこの得点の意味を示していた。

試合はそのまま1−0で勝利。クラブ史上初の決勝戦にまでたどり着いた。

(取材・文/江藤高志)

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