「川崎フットボールアディクト」

【コラム】[寡黙な職人・小宮山尊信 vol.2] 不器用で職人気質(かたぎ)な男の心に残る得点

■ケガとの戦い
そんな小宮山のキャリアは、2011年の途中からの膝との戦いの始まりにより厳しさが出てくる。だからこそ、もっとうまく立ち回る方法はあったのだろうと思う。ただ、小宮山はあえてそうしなかった。リップサービス(と思われるような言動)ではなく、自らのプレーで示すことがプロとしてのすべてだと考えていたからだ。

(残り 2871文字/全文: 3027文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

1 2 3
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ