「川崎フットボールアディクト」

【#オフログ】二人のMVPがプレーする今合宿

今回の綾合宿はある意味豪華。練習場で二人のMVPがプレーしているからだ。

一人は言わずと知れた中村憲剛。2016年のJリーグMVPだが、もう一人が阪南大から練習参加している脇坂泰斗だ。

川崎U18出身の脇坂は2016年度関西学生サッカーリーグ優勝の阪南大の主力選手として活躍。2016年度のリーグMVPを受賞している。ちなみに脇坂が阪南大学で背負うのはエースナンバーの14番だ。

もちろん格は違うが、それぞれの舞台でMVPを獲得した二人の14番が同じピッチでプレーしていたこの合宿はそういう意味でなかなかの豪華さだった。

その脇坂の練習参加は21日が最後。今合宿で手にした経験を阪南大学に持ち帰り、チームを牽引してもらいたいところ。関西学生サッカーリーグ連覇と連続MVP受賞を手土産に、来季新加入選手として発表される姿を期待したい。

○脇坂泰斗
--合宿に参加してみてどうですか?
「まず、パススピードとかは大学で意識してたところはあったので、それは想定してた範囲内でした。ただ、それでもすごいなとうことは肌で感じてます。練習には去年の夏とかも来てたので、その夏の感覚というのがあったんですが、やってみたらやっぱりすごいなと感じました」

--そういうレベルの高さを楽しめてるのでしょうか
「新鮮な気持ちで楽しめてます」

--ちなみに同部屋は?
「ノボリさんと阿部さんと、優斗さんです。関西部屋にしてくれたみたいです(笑)」

関西学生サッカーアウォーズ 健闘の2016シーズン
http://www.one-kansai.info/?p=1168

脇坂泰斗(阪南大・3年)

「このたびはMVPに選んでいただき、とても光栄に思います。このような賞をいただけたのも、チームメイトはじめ監督・スタッフの方々、応援してくれる方々のおかげだと思っています(以下略)」
※脇坂のコメント全文はリンク先の下方にあります

なおこれは余談になるが、今合宿では練習生として筑波大学の三笘薫の参加が検討されていた。しかし大学の試験期間と重なったため断念したという。インカレで見せてくれたあのドリブルがプロを相手にどこまで通用したのか見てみたかったが、またの機会を待ちたいところ。

(取材・文・写真/江藤高志)

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