【レポート】J1 第6節 川崎vs甲府 自らのプレーと向き合う三好康児と奈良竜樹。この引き分けを糧にしたい
■逃げない三好康児
仕掛けようという気持ちは買いたい。甲府が作る5−3のブロックに対し、ドリブルによる仕掛けが成功すれば有効な崩しになるのは間違いなかったからだ。優勝争いに生き残るには、勝ち点3を積み上げる必要があった。三好康児がピッチに送り込まれたのは試合終盤の75分。スコアはまだ0−0だった。
勝たねばならない試合が動いていない、という意味で記者席で見ているこちらが0−0の試合にヒリヒリした感覚を覚えていたのだから、ピッチ上で戦う選手がより強くそう感じていて不思議ではなかった。そんな中、交代出場した三好は「0−0の状況で、フロンターレがずっとボールを持った中で、あとは点を取りに行く、という状況で入れてもらった」のだと述べ、自らの役割を把握していた。
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