「川崎フットボールアディクト」

【プレビュー】ACL GL 第4節 川崎vs広州恒大 「世界のトップレベルの選手がいるチーム」を撃破する瞬間を見逃すな。ACL勝ち抜けに向け、大事な一戦

■パウリーニョに負けない
険しい表情で広州恒大について語っていた中村憲剛の表情がふいに緩む。広州恒大のパウリーニョのプレーについて話し始めた時のことだった。目尻にサッカー少年の好奇心を湛えた憲剛は、「(ハットトリックとか)まじかよと(笑)。そんな選手とやってたのかと(笑)」と苦笑いした。

アウェイでの対戦時にも、ボール奪取能力とそこからの前線への飛び出しによりフロンターレを脅かしたパウリーニョは、現役バリバリのブラジル代表でもある。憲剛が驚嘆したのは3月24日にウルグアイホームで行われたロシアワールドカップ南米予選のプレーだった。ブラジル代表として敵地に乗り込んだパウリーニョは、ワールドカップ予選という大一番でハットトリックを決めていた。南米予選14試合を終え3位につけているウルグアイを相手に結果を出したパウリーニョという選手は、やはり怖い選手であるのは間違いなかった。

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