「川崎フットボールアディクト」

【レポート】J1 第16節 G大阪vs川崎 中村憲剛の先制点を守れず。1−1での痛み分けに

■運にも助けられた先制点
少しばかりの運と、ダイナミックに連動するパスワークが先制点をもたらす。

お互いに良さを出しつつも0−0で折り返した後半開始早々の52分。ピッチ中央でエドゥアルド・ネットが相手選手と絡んだボールが運良くエウシーニョの足元に転がる。この場面、G大阪のバランスは極端に悪く、エウシーニョの周囲には広大なスペースがあった。前方に持ち出したとしても悪い判断ではない、という状況の中、エウシーニョはアーリークロスを選択する。

ゴール前でこのクロスをスルーした中村憲剛は、ファーサイドに流れたボールが登里享平の足元に転がった時点でノボリがシュートするのだと考えていたという。

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