【レポート】J1 第13節 川崎vs浦和 自分たちのサッカーを貫き、浦和に完勝。勝ち点を32に伸ばし一巡目を終える
■意外性のある浦和の前半
誰もが想像だにしない出来事が起きていた。他のチームはやるにせよ、浦和までもが変えてくるとは思いもしなかった。彼らは自分たちの看板である可変式3バックを諦め、フロンターレ対策として4バックを採用していた。試合後に、浦和のペトロヴィッチ監督はシステム変更の理由として、前からプレスを掛けたかったのだと述べている。
この浦和の意図について試合後に何人かのフロンターレの選手に聞いてみたが、例えばエドゥアルドは「(プレスは)多少は感じるところはありましたが、自分たちのいつものポゼッションはできたと思います」と述べており、フロンターレのサッカーに影響を及ぼすレベルではなかったとの感想を口にしている。そして何よりも、自らの形を放棄した浦和は、ありえない失点を重ねてしまう。
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