「川崎フットボールアディクト」

■藁科義弘社長が旭日旗掲出に対するAFCからの処分について、上訴手続きなどを説明

■水原の運営責任について
3)については、5月4日の藁科社長の会見の席上「試合が終わった後、一定の時間の中でマッチコミッショナーに申し入れしなければならない、というルールがある」ため、処分させるのは難しいかもしれないとの見解を述べられていたが、と同時に藁科社長は「我々の主張を文章で提出した際にその件も伝えています」と述べ、安全に試合を終わらせることができなかった水原の運営責任を問うと発言していた。

今回、改めて水原の運営責任を問い続けていることが明らかになり安心している。

■旭日旗掲出に関してのAFCの処分について
https://www3.targma.jp/kawasaki/2017/05/04/post10699/
「試合が終わった後、一定の時間の中でマッチコミッショナーに申し入れしなければならない、というルールがある」ためだ。水原戦では試合直後の騒動の収拾に忙殺されたため、これができなかったという。ただし「我々の主張を文章で提出した際にその件も伝えています」とのことで、これがAFC内でどう評価されるのかは今のところわからない、とのことだった。

水原サポーターの乱入については、AFCが処分せずとも、水原がクラブ独自にサポーターに処分してもいいくらいの重大事案だと考えるが、そうした話は聞いていない。もちろん調べれば出て来るのかもしれないが、今のところ水原はもちろんAFCすら触れてないのはおかしいと考えていた。そもそも5月4日にAFCが公開した川崎への処分の理由については、当初言われていた倫理規定第58条の「差別行為の規定」に加え第65条の「観客の行動責任」も加えられている。この第65条の「観客の行動責任」については水原サポーターの乱入にも適用されるべきだと考えていた。AFCがそれを行っていないというのは、ダブルスタンダードだと言われても仕方ない。

3)についてはAFCの独立性や中立性、さらには暴力排除の姿勢を示す試金石になる。ここでつまずいてほしくないのだがどうなるだろうか。

そもそも唐突に旭日旗が問題視されたことについて強烈な違和感があった今回の件は、さらにIndependent Researchなるものの登場でさらにおかしな話になって来た感がある。

今回の件は、試合に負けた水原サポーター暴発の愚行と、それを防げなかった水原の運営責任を旭日旗に覆い被せ、あわよくば旭日旗を国際的に抹殺してしまおう、という意志の存在まで想像してしまうが、そうならないようにフロンターレには主張すべきは主張し続けてほしいと思う。なお、フロンターレは単独で係争しているのではなく、JFA、Jリーグにも相談しているとのことだった。

今後の対応については、まず今回の上訴に対するAFC側からの回答を待つとのことだった。

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